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この夏も「あっ!」と言う間に過ぎ去ろうとしています。我々音頭師にとって、櫓の上に昼間の暑気が厳然と残り、額から流れ落ちる汗を拭いながら音頭を取らせて頂いている時にこそ『音頭師冥利』を感じます。櫓の上に涼風が漂い、色付いた田んぼの畦道から虫の音が聞こゆる頃になると、今夏櫓で出会った懐かしい踊り子さん達の顔顔顔がやたら恋しくなります。秋以降も音頭行事は各地で有り、又出会える必定を自覚しつつも、やはり盆踊り櫓での出会いは格別なものを感じます。今夏も人恋しい季節となりました。夏櫓も終盤。ご声援頂いた方々に感謝の意を込めて、有終の美を飾りたいものです。踊り子さんにとっていい思い出が沢山残る夏で有ります様に。そして、あの笑顔と、必ず会えます様に。
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